(くにかみのおおいちょう)
国神の大イチョウ
秩父郡皆野町国神577
イチョウ
11月中旬〜12月上旬
埼玉県指定天然記念物
大正15年3月31日指定
イチョウの樹齢は約700年と推定され、幹周は8.2m、樹高22.7m、枝張り南北16.3m、東西12.7mです。環境庁の巨樹・巨木調査(1991年)によれば、埼玉県内の巨樹では第9位、樹種をイチョウに限れば第4位の大きさです。県内において老大木として優位の地位を占め、地方的に見て保存の価値あるものです。
幹は大部分枯損しましたが、樹皮に原木の姿が見られます。中から多くの幹を出し、また根元から多くの枝芽を伸ばし、一大株となっています。
このイチョウの周囲には、数基の古墳があったと伝えられ、「秩父郡誌」にも「古き公孫樹の枯朽せし根より族生し数幹繁茂し、宛として一森林の観をなす。此の所に両墓あり。墓の面積各々二十坪。知知父姫命の墳墓と伝えられるども今は墳形を認めず。」とあるようにも、もと知知父彦命の墓のほとりに植えられた木だといい伝えられています。
また、知知父姫命の墓のほとりに植えられたというイチョウは、このイチョウの東南東約150mのところにあり、やはり大木です。ともに郷土の宝として、末永く保存しましょう。
平成8年3月31日
埼玉県教育委員会
皆野町教育委員会
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'09 10/31