(ふだしょいちばんしまぶじ)
第一番 誦経山・四萬部寺
秩父市栃谷418
0494-22-4525

聖観世音・曹洞宗

美しい朱塗の入母屋造り本堂は、元禄10年名匠藤田徳左エ門作(県文化財)。
この札所は妙音寺とも称し、秩父三十四ヶ所札所もここから始まりますが、札所三十二番法性寺所蔵の長享二年秩父札所番付では二十四番になっており、現在の番付とは大きく異なっております。市内に散在する札所も同様にその番付の違いがみられます。これは江戸を中心とする参拝者の便を講じたものといわれています。
この堂は三間四面、表一間に向拝をふした入母屋造りで秩父札所中、特に整っており、昭和三十三年三月県指定文化財になっています。
造営については、元禄十年、宝暦六年、文政十三年寺造営から補修の経緯が明瞭であり、秩父地方きっての名匠藤田徳左衛門吉久によってなったものです。
天井には、狩野常信の弟子抱素斉休古常曜益之がかいた龍画があり、この他県内に、類例をみない施餓鬼堂もあります。
本尊は、聖観世音菩薩立像一木造り江戸時代の作です。
寛弘四年三月の昔播州書写山の性空上人は弟子の幻通に武蔵の秩父では観世音菩薩に縁深い地であり、彼の地にゆきて教化せよと命じ、幻通は師の命を奉じて、この地に至り妙典を読誦し里人を教化し、性空上人がこの地のために四万部読誦した供養を行い塚をきづき秩父第一番の霊場にしたという縁起があります。

8/24
大施食供養法會(10:30、14:00)
関東一の大施餓鬼会
施餓鬼堂
享禄四(一五三一)年再中興端山守的禅師発願して毎歳八月二十四日に大施餓鬼の法供養を厳修するためのお堂であり関東の三大施餓鬼の一つに数えられ470年の伝統がある。お施餓鬼をするためのお堂は全国にも珍しくその例を見ない。中心の八角輪蔵は各宗派の衆僧の読経の功徳力によって、堂の内陣の八角輪蔵が静かに回転すると言われる。お施餓鬼は先祖の霊、水子の霊を供養するばかりでなく蚕の霊、牛馬家畜、鳥獣犬猫小鳥ペットの霊を供養することでも有名である。赤い大位牌に施主の氏名を書きつけて供養する。法要後には桶に入れられた白米が参拝者に配られる。18時ごろから川施食も行われる。

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