(ふだしょさんじゅうばんほううんじ)
第三十番 瑞竜山 法雲寺
秩父市荒川白久432
0494-54-0108

如意輪観世音・臨済宗建長寺派

江戸中期の本堂、慶長以前の納札6枚が保存されている。花のある庭園は美しい。

臨済宗建長寺派の寺院で、開創は十三世紀中頃の鎌倉時代である。
本尊は如意輪観音で唐の玄宗皇帝の作と言われる。皇帝が戦場にあって楊貴妃の冥福を祈り、観音の御心にすがる真情がうかがえて、美しく尊厳に満ちたものである。
堂宇は江戸初期には観音堂、本堂、二王門等を備えていたが嘉永年間(一八四九頃)火災に遭い、観音堂のみを残し悉く焼失した。
昔日の面影を残す観音堂と四季折々の花で彩られる浄土庭園との講和は見事であり、訪れる人々の心を和らげてくれる。

法雲寺の文化財
『巡礼納札』
西国・板東・秩父の日本百箇所の観音霊場となった史実の最古の記録を物語るものである。
天文五年(一五三六)奥州葛西氏の納札には
奥州葛西住 赤萩伊豆守平清定
西国・板東秩父百ヶ所巡礼只一人
為 親菩薩 天文五天三月吉日
『桧葉』
観音堂の庭左手にある。樹高約二〇メートル、目通り周囲二・五メートルである。開祖道陰仏恵禅師のお手植えになるものと言われている。
教育委員会

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