(ふだしょさんじゅうようんばんすいせんじ)
第三十四番 日沢山・水潜寺
秩父郡皆野町日野沢3522
0494-62-3999

千手観世音・曹洞宗

第日本百番観音の結願堂がある。本堂は周囲の山肌に調和し、渓谷は美しい。

秩父三十四霊場、日本百観音霊場(西国・坂東・秩父)の結願寺として、巡礼者が打留めの札と笈摺を納めた寺です。
観音堂は、大きな流れ向拝をつけた六間四面方形造りで、文政十一年(一八二八年)の建築であります。内陣は壁で囲まれ、外陣は桟唐戸をたて周囲に縁を廻し、内陣外陣の境には格子戸を以て仕切り、その上部に飛天像その他の極彩色彫刻を入れ、組物は出組で格天井をうけ、鏡板には円形の輪郭をとり、花鳥の様々が画かれています。
本尊は、一木造り室町時代の作と伝えられる千手観音・西国をかたどる西方浄土の阿彌陀如来、坂東をかたどる東方瑠璃光世界の薬師如来がまつられ、日本百観音結願寺の特殊性を出しています。堂内には大日如来の胎内仏で初期鋳造の阿彌陀如来、享保十八年諸国信者の寄進による鋳造子育観音など、境内には百観音結願堂、仏足堂をはじめ、七観音、三十三観音、六地蔵などがまつられています。
観音堂前には、百観音宝前のお砂を納めたお砂踏みがあり、この上で三体の御本尊を拝むことにより、百観音巡礼の功徳が得られると信じられています。また、観音堂の傍の崖下に、清浄長命水を湧出する寺名のおこりの水くぐりの岩屋があり、札所巡礼を終えた人々は、ここで再生儀礼の胎内くぐりをし、長命水をいただき、笈摺を納め心身共に清浄になって俗世の生活に帰ったと言われています。
皆野町教育委員会

(花)
しゃが、雪のした、百日紅

【ブログ記事】
'08 3/1



▲秩父34ヶ所観音霊場

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